全ての子育て家庭にヘルパー支援
「全ての子育て家庭が利用できるように!」
利用対象を家族構成などの条件無く、全ての子育て家庭のSOSに対応します。
「ちょっと抱っこしててくれる人がいたら」「洗い物だけでもやってくれる人がいたら」の声に応えます。
電話一本で保健師・ヘルパーが自宅に駆け付け、家事や子育てのお手伝いをすることにより、子育ての孤独・孤立を防ぎます。
育児に休みはありません。
そして、育児は思い通りにいかないことの連続。
慢性的な睡眠不足、中々とれない自分の時間。
育児にかかりきりになる間に、周囲から置いていかれているような焦燥感や孤独感。
子ども達の笑顔を見たらすべてが吹っ飛んでしまう!そんな訳ではありませんよね。
一人っ子、病児、多子世帯、祖父母の有無、ご家庭により育児環境も違います。
それでも二度と戻ってはこない子どもとの愛しい時間の為に、日常に密接した、若い世代にも子育てしやすい環境作りの一端を担える、そんな政策があって欲しいと望みます。
「ちょっと抱っこしててくれる人がいたら、お風呂掃除ができるのにな」
「今日、洗い物だけでもやってくれる人がいたら」
「在宅ワークのミーティングの時だけでもみててくれる人がいたら」
の日常の声に応えていきたいのです。
電話一本で保健師・ヘルパーが自宅に駆けつけ、育児や子育てのお手伝いをしてくれる。
行政として「待つ」のではなく、積極的に出向く支援「行く」支援を目指したいと考えます。
群馬県高崎市の「子育てSOSサービス」はそれらを実現しています。
高崎市では利用対象を、妊娠期から就学前児童のいる保護者とし、ヘルパーを派遣し育児以外にも家事(食事の準備・掃除・洗濯も含む)支援も行うことで、育児に関する精神的・肉体的な負担の軽減を図っています。その費用については、誰でも利用しやすい1時間250円という金額で行われていることが、高崎市の子育てに関する本気が見て伺えます。
(例)食事の支度や部屋の掃除、利用者が行うもく浴や授乳などの準備や片付けなどの育児のサポート。子育ての心配ごとの相談もできます。
家事や子育てのお手伝いをすることにより子育ての孤独や孤立を防いでいきたい。
共働き世帯数の割合は年々増加し続け、30年前では7割が専業主婦世帯だったのが、今では共働き世帯が7割になっています。しかし家事・育児の負担はまだまだ母親に偏ったままというのが世間の実感するところかと思います。
そして、利用対象を家族構成や所得制限無く行いことにより、虐待防止の観点からも負担軽減を必要としている家庭への支援がスムーズにできるよう、行政支援の間口は広いほうが良いと考えます。